一条工務店で建てた家に住み始めてもうすぐ2年経過する、ディーンです。
この記事では、
・設計の打ち合わせが終了し、あと3、4ヶ月で家が完成する
・入居する前にどんな準備が必要か知りたい
・安い引っ越し業者はどこか知りたい
という方にとって有益な情報です。
ここでは、「いざ引っ越しorいざ入居」というときに
うわーやっちまった。忘れてた。マジかよ…
というような、つい忘れがちな手続きについて紹介していきたいと思います。
1 入居前の後悔3選
まず、結論を先に書きます。
① 引っ越ししたい日に引っ越しできなかった。引っ越しの料金が高かった。
② インターネットの回線工事が遅くてWi-Fiが使えなかった。
③ 大型家具家電の配達が遅くて困った。
これらについて、具体的にどのような後悔なのか、後悔しないためにどうすればよいか解説してきいきます。
2 引っ越し
いやいや、引っ越しの予約くらい、さすがに忘れるわけないでしょ。

そうですね。忘れることはないと思います。
でも、その予約、実は間違っている可能性があります。
ここでは、後から気付く、「うわ、マジかよ」と思うような引っ越しに関係する内容について紹介していきます。
引っ越しをするときの3つの手順

新居に入居する前に避けて通れないことの1つである引っ越し。
正直、引っ越しくらい何とかなるだろうと思ってしまうところです。
しかし、新居に引っ越す手続きをよく調べていなかったがために、後悔する人も数多くいるようです。
はじめに、引っ越しの手順について紹介します。
①引っ越し日を決める
②引っ越し業者を決める
③荷物を整理する。(梱包と処分)
①引っ越しの日を決める。
引っ越しの日=新居引き渡しの日と捉えてしまう場合がありますので、要注意です。
引き渡しとは、物件の所有権が移転する日のことです。この日から建てた家が自分たちのものになります。簡単にいうと、入居開始日ともいえるかと思います。
引き渡しのときは、建築会社から家の鍵と保証書、設備機器などの取扱説明書などを受け取ったり、住宅内の機器の操作方法や注意点等の説明を受けたりと案外時間がかかります。
僕の場合は、2~3時間程度かかった記憶があります。
引き渡しの際の注意点や詳しい内容については、今後別の記事で紹介したいと思います。
さて、話を戻します。
住宅会社との引き渡しの際には、当然、上記で述べたように最終手続きや説明を受けなければならないため、同じ日の同じ時間に引っ越しを行うことはできません。
引き渡しが午前の場合は、午後から引っ越しは可能となりますが、住宅メーカーと事前に確認をする必要はあります。
以上を踏まえ、引き渡し日を避けて、引っ越しをする日を決めるということが、引っ越しをする準備で最初に行うことといえます。
次に、引っ越しの日についてですが、引っ越し業者の価格を考慮すると、間違いなく平日がおすすめです。理由は、安いからです。土日祝日となると価格が1.5倍くらいかかる場合もあります。
また、土日祝の場合は、価格が高いうえに、予約が殺到する可能性が高いため、希望した日にできないことが多いため、やはり平日がおすすめと言えそうです。
しかし、平日はなかなか仕事を休むのは難しいという方も多くいらっしゃるかと思います。
そのような方にとっては、なおさら引っ越し日を決めることは重要です。
なぜなら、引っ越し日を早く決めれば決めるほど、
安い引っ越し業者を予約することができ、引っ越しをしたい日も確実に抑えることができるからです。
引っ越しをする日は、遅くとも3か月前には決めておきたいところです。
まとめると以下のようになります。
②引っ越し業者を決める
日本には数多くの引っ越し業者があります。引っ越し業者をどこにしようか決める人は、必ずこう思います。
結局、どこが安いの?
そして、どの引っ越し業者がおすすめなの?
特に、「どこが安いのか」という考えは、誰もが気になる1番のポイントです。
対応していない地域がある可能性がありますが、僕が経験した中での結論をいうと、
特に、赤帽は断トツで安いと思います。
もし、赤帽以上に安い業者を知っている方がいらっしゃいましたら、コメントしていただけると参考になります。
僕は、せっかちということもありますが、営業担当の方に相談し、なるべく早い段階で引っ越しの日を決めて、引っ越しの3ヶ月前までには引っ越し業者に予約をしました。
ちなみに、見積りについては、知り合いの引っ越し業者ということもあり、だいたいの段ボールの数と家具家電を電話でやり取りするだけで済みました。
通常の場合は、webや訪問で見積もりを立てることがほとんどかと思いますが、結局、訪問してもらうことが手っ取り早いと思います。
引き渡し日がいつになりそうかというのは、営業担当の方も詳しくは知らないようなので、工事担当の方にいつ頃になりそうなのか問い合わせてもらいました。(ちょっと圧力をかけてしまったかも笑)
おかげで、片道60km拘束時間制限なしという好条件にも関わらず9万円で引っ越しすることができました。(正直、もっと安くできたはずでしたが、知り合いだったので、妥協してしまいました)
③ 荷物を整理する。
(ⅰ) 段ボールの確保
引っ越し予定日の1か月前くらいから、荷物を整理し始めましょう。
整理する際に必要なのが、段ボールです。
引っ越し業者から無料でもらえることが多いです。
しかし、そうでない業者もあるので、大小さまざまな大きさの段ボールをこつこつと集めておくとよいでしょう。
形は縦長よりも、横長の段ボールの方が使い勝手がいいです。

スーパーで買い物をしたときに、このような横長の段ボールがあったら、買ったものをあえて段ボールに入れて持ち帰るなどして、ストックを増やしておくとよいでしょう。
ホームセンターに売っているものもありますが、意外と高いので、この方法がオススメです。
なお、何も買わずに段ボールだけ持ち帰るというような行為は、マナーが悪いのでやめておきましょう。
(ⅱ) 荷物の梱包
梱包とは、物を箱などに詰めていくことです。
段ボールが集まったら、残りの生活をするうえで、必要性が低い物から梱包から始めましょう。
その際、段ボールにマジックで「何が入っているのか、新居のどこに運ぶのか」を明記しておくと、引っ越しのときにスムーズに物を運ぶことができます。

ここで、重要なのが、収納計画です。
「新居のどこ運ぶのか」を把握するためには、どこに何を収納するのか事前に決めておかなければなりません。
別に、そんなの、引っ越しのときに決めればよくね?
と思ってしまうかもしれませんが、これが大きな間違いです。
いくら新居とはいえ、収納スペースは限られています。
また、収納したときの見栄え・取りやすさも生活するうえで大切です。
引っ越しのときに一度収納すると、後々に改めて移動することが非常に面倒に感じます。
結局、引っ越しのときに置いた場所にずっと置くことになるのは珍しくありません。
物をどこにしまうかしっかり計画を立てておくことで、備え付けの収納の他に必要な収納棚などを事前に買っておくこともできます。
このように、「どこに何を収納するかしっかりと計画を立てておくことで、後から後悔することがなくなります。
(ⅲ) 物の処分
梱包と同時に行う作業が、物の処分です。
必要のないものは、思い切って引っ越しのときに捨てましょう。

一軒家に住むと、収納量も大幅に増えるので、余裕で荷物を入れることはできますが、入居後も物は増え続けていきます。
お子さんがいる家庭はなおさらです。もったいない気持ちもよく分かりますが、家が物であふれていく方が断然もったいないです。坪単価の観点で考えると、コスパ的にも最悪ですよね。
特に、捨てた方がいいものを2つ紹介します。
1つ目は、衣服・バック類、2つ目は、調理器具です。
衣服・バック類については、冠婚葬祭で使うものを除いて、1年使わなかったものは今後もほぼ使うことはないでしょう。
値段が高かったコートやバックは特に捨てたくないと思いますが、1年使っていなければ90%以上の確率で今後も使いません。
調理器具も同様で、1年使わなかったものは、その後も使いません。
捨てるのがもったいなのであれば、ディスカウントショップ等で売ることをオススメします。
物も減るし、お金も多少入ってきますので、一石二鳥です。
引っ越しでの負担を減らし、新築住宅で広々とした生活をするために、不必要な物を捨てるということを惜しまずにやっていきましょう。
3 インターネット回線の契約

自宅でWi-Fi環境(インターネット環境)を整えるためには、回線工事が必ず必要です。
回線工事とは、インターネットを使うことができるようにするために必要な工事のことをいいます。
ここでは、回線工事で失敗しない・後悔しないようにするために必要な情報を紹介します。
回線工事で最も失敗・後悔してしまうことは、新規契約または契約変更手続きを忘れです。
このネット社会に必須な回線工事を忘れるわけないじゃん。

そうですね。ほとんどの世帯にインターネット回線が入っていますし、契約を忘れる人はいないかもしれません。
しかし、ここでいう忘れるというのは、契約手続きそのものではなく、早めに手続きするのを忘れがちとういことです。
早めに手続きすることをオススメする理由は、引っ越しと同じで、手続きを早めに済ませておけば、お得な条件で回線工事を行うことができるからです。
お得な条件とは、5000円前後得する、希望する日をしっかり押さえることができるなどです。
平日に回線工事を行うのと土日祝に行うとでは、3000円~5000円の差が生まれます。
また、土日祝は予約がとりにくいです。
これらの理由は、工事と移動の時間により一世帯あたりにかかる時間が長いということと工事をする人員が限られているためです。
工事の時間は、1~2時間程度かかります。また、工事をする人員は最低でも2人必要です。
そのため、スムーズに回線工事をするために、3か月前くらいには、手続きを済ませておくことをオススメします。
回線工事を行う多くの人たちは、土日祝日に殺到します。
平日に仕事を休むのが厳しい場合は特に早めに手続きを行いましょう。
ちなみに、僕はau光回線に契約しました。お得なキャッシュバックキャンペーンによって、3万円が口座に振り込まれました。(これ、めっちゃうれしかったです。)
キャッシュバックキャンペーンの詳細については、今後の記事にしていきたいと思います。
4 家具家電の購入と配達

ここでは、大型家具家電は入居直前に購入すると、後悔しますよということについて説明していきます。
(1)大型家具家電は早めに購入しましょう
新居に入居するにあたって、新たに家具家電を購入する方が多いと思います。
我が家でも、冷蔵庫・ソファー・ベッド・テレビ・掃除機・・キッチンテーブル・除湿器などを購入しました。
その中でも、早めに購入しておくべき家具家電があります。
それは、大型家具家電(大きめの家具家電)です。
具体的にいうと、冷蔵庫やベッドなど自分の車では新居に運ぶことができない家具家電です。
冷蔵庫やベッドなど大きい家具家電は大型トラックで配達してもらわないと新居まで運ぶのはほぼ不可能です。
そのため、大型家具家電は、購入した店舗で、いつ・どこに配達すればよいか店員に確認されます。
「どこに」というのは言うまでもなく、新居の住所を伝えればよいのですが、問題は「いつ」です。
家具家電を購入する日と入居日が近ければ近いほど、自分たちが指定したい配達日を指定できる可能性が減っていきます。
例えば、家具家電を買いに行くのが3月7日で3月15日が入居日だとしましょう。
この場合、よっぽど運がよくない限り、3月15日に配達してもらうのはほぼ不可能です。
そのため、「いつ」大型家具家電を新居に配達すればよいか計画しておく必要があります。
「いつ」=引っ越し日とは限らないので要注意です。(詳しくはこちら)
また、店によっては、「他の店舗で購入した家具家電の配達が重なる場合は、別日にしてください」
という条件があることが多いのでこちらも注意です。
(2)家具家電の配達日には順番がある
次に、配達する家具家電の順番も重要です。
(1)の①「いつ」家具家電を配達するかを決める。②家具家電を同日に配達できなこともある
を踏まえて解説していきます。
我が家は、引き渡しが午前中だったため、午後に書斎で使用するデスクのみが配達されるように計画し、残りは次週に配達するようにしました。

書斎で使用するデスクを組み立てるためには、スペースが必要だったからです。
また、デスクのサイズが扉の幅ギリギリのため、主寝室で組み立てる以外に選択肢がありません。
もし、ベッドが先に配達されて組み立て業者が組み立てたとしたら、主寝室での書斎デスクは組み立てが不可能になります。

とりあえず、引っ越しの日に家電家具をまとめて配達しちゃった方が面倒じゃなくなる!
と、思ったのですが、よくよく考えたら計画的に家電家具を搬入しなければならないことに気づきました。
本当に気づいてよかったです(笑)
このように、①「いつ」家具家電を配達するかを決まっていて、②家具家電の配達日に重なりがなかった場合でも、組み立てのことを考えて配達日を考慮する必要があります。
このことをイメージして家具家電の配達日を決定するためには、購入または搬入予定の家具家電を設計図の中に書き込むことをオススメします。
5 まとめ
以上、新築住宅に入居する前に忘れて後悔しやすいこと3選でした。
最後に改めてまとめます。
① 引っ越ししたい日に引っ越しできなかった。引っ越しの料金が高かった。
② インターネットの回線工事が遅くてWi-Fiが使えなかった。
③ 大型家具家電の配達が遅くて困った。
これらの後悔をしないようにするために以下の3つのステップを確認しましょう。

入居の準備を計画的に行い、快適な新居生活をスムーズにスタートさせましょう!
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