【一条工務店の家に2年住んで気づいた】窓の配置と冷房代の関係

後悔しない家づくり

一条工務店(セゾンF)で建てた家に住み始めて3年目のディーンです。

この記事では、

・家の間取りについて検討中の方

・夏場の冷房代を少しでも抑える方法を知りたい方

という方にとって有益な記事です。

ディーン
ディーン

窓の配置は、意外と盲点です

2022年5月10日に関連動画を作成してみました。もしよろしければ、こちらもぜひ!

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1 【結論】風が通るように窓を配置しよう

なぜ、風が通るような窓の配置が大切なのか、2つ結論をいいます

冷房代を抑えることができるからです。

夏場(特に夜)を冷房なしでも快適に過ごすことができることが多いからです

風が通る部屋にするためには、以下のようなことがポイントです。

 YKK AP より
 YKK AP より

簡単にいうと、風の「入口」と「出口」になるように窓を配置することです。

×の図のように、風が一方通行だと、風が通りません。

という訳で、①冷房代を抑えることができる、②夏場でも冷房なしで快適に過ごすことができることがあるという2つの結論について説明していきたいと思います。

①冷房代を抑えることができる

風が通るようにしても、結局、冷房を付けたら電気代変わんなくね?

というような疑問をもつ方もいらっしゃるかと思いますが、それは大きな間違いです。

なぜ、風が通るような窓の配置にすることで、冷房代を抑えることができるかについては2つの理由があります。

それはこちら

①高温の室内を窓を開けてある程度室温を下げてから冷房を付けた方が負荷が少ない

②夏場でも日が出ていないときに、窓を開けていれば冷房をつけなくてもやり過ごせることがあり、節電することができる

①の根拠については、こちらの記事でも紹介されているように、部屋を冷やすのには稼働力が必要なので、そのままエアコンをONにしてしまうと電気代がかかってしまいます。

帰宅後は、まず一度窓を開けて換気し、風を通して、部屋の熱気をとってから冷房をつけるようにしましょう。というアドバイスがあるのですが、そもそも風が通るような窓の配置になっていないと、効率よく室温を下げることができません。

じゃあとりあえず、全部の部屋が風通しがよくなるように、窓を配置しとけばいっか

ディーン
ディーン

全部の部屋とまでは言いませんが、リビングと寝室は風通りがいい窓の配置にすることをオススメします。

②夏場でも冷房なしで快適に過ごすことができることがある

ディーン
ディーン

これから話す内容は、僕の実際の経験談です

夏本番の7~8月はさすがに無理ですが、冷房をつけようかどうか悩む5~6月と8月下旬~9月下旬にかけては特に有効です。

日中は冷房がないと厳しいですが、夕方から早朝にかけては、冷房をつけなくても過ごせてしまう日も結構あります。

夕方から早朝にかけて過ごす部屋、それはズバリ寝室です。

だから、僕が今回の記事で強くお伝えしたいのは、寝室の窓の配置についてです。

もし我が家の寝室の窓の配置が今のような配置でなかったら、冷房を常にかけていないと乗り越えることができない日数が多かったのではないと考えています。

みなさんも、寝室の窓の配置について、ぜひもう一度検討してみてはいかがでしょうか。

2 我が家の寝室の窓の配置図

我が家の寝室の間取り図はこちら。

赤い四角の部分が、主寝室の窓の配置です。

その結果、①と②の風の通り道ができます。

めちゃくちゃ暑い日には、①と②の両方の通風ができるように窓を開ける

そこまで暑くない日には、②だけ

ちょっとだけ涼しくしたいというときには、赤い四角のいずれかの窓を開ける

このように冷房をつけなくても、いくつかの通風のパターンがあることによって、至適温度で過ごすことができるという訳です。

3 窓を開けて通風するデメリット

①雨が降ると、周辺部に雨水が入り込んでくる可能性がある

夜中に、まさかの雨…

風がなければ問題ないのですが、風向きによっては、大惨事になる可能性が…

雨の確率が少しでもあるのであれば、冷房を付けた方がいいですね。

②窓の周辺に砂ぼこりがたまりやすくなる

窓を開けっぱなしにしている時間が長いと、窓枠に土ぼこりのようなものが少しずつ溜っていきます。

濡れた布などで、さっとふき取ってしまえば、なんてことないのですが、それが意外と面倒…

かといって、ほっておくと窓枠にどんどん土ぼこりが溜まってしまうので、ある程度の頻度で掃除をしないと、ショックも大きくなります。

③カーテンを開けないと涼しくならない

全開とまではいいませんが、ある程度、カーテンを開けないと、風が通りません。

そのため、朝日が差し込んでくる時間帯になると眩しくて目が覚めてしまうことがあります。

僕は、寝てから起きるまでの時間内で眩しい思いをすることが昔からめちゃくちゃ嫌いです笑

朝日が昇ると同時に、快適に目覚めるという方もたくさんいらっしゃるかもしれませんが、僕のように、極力眩しい思いをすることを避けたい方にとっては、ちょっと辛い話です。

ディーン
ディーン

「通風を取るか、遮光を取るか」

僕は、遮光を優先してしまうことの方がぶっちゃけ多いです笑

④稀に蚊が入り込んでくる

夏の天敵である蚊。一条工務店の網戸は、隙間が少ないため、ほとんど蚊が入ってくることはありません。

しかし、そんな一条工務店の網戸を潜り抜けた屈強な蚊が、稀に室内に侵入してくることがあります。

寝ているときの、蚊。本当に勘弁してほしいですよね。

窓を開けて寝るときには、我が家では、下記の「アース 蚊取りスプレー おすだけノーマット 200日分」をワンプッシュしてから寝ます。

これはマジで効果抜群です。

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⑤朝方、外の音が気になる

一条工務店の家の中にいると、外の物音があまり聞こえません。

激しい雨が降っていても気づかないことも度々あるくらいです。

それに慣れてしまったせいか、窓を開けると、外の物音が気になります

午前3時くらいにくる新聞配達のバイクの音は特に強烈です笑

鳥の鳴き声も意外とよく聞こえます。

音に敏感な方にとっては、大きなデメリットですね。

3 まとめ

基本的に、エアコンのみで室温の調節を行う方にとっては、あまり関係のない内容となりましたが、多くの人は、窓を開けて室温の調節を行うはずです。

寝室の窓の配置は、最重要です。

風が通るような窓の配置を意識して、設計すること、どうぞお忘れなく!

今回のまとめは、冒頭でもお伝えした内容と同じですが、もう一度載せておきます。

風が通るような窓の配置が大切な理由

①高温の室内を窓を開けて、ある程度室温を下げてから冷房を付けた方が電力の負荷が少ないから

夏場(特に夜)を冷房なしでも快適に過ごすことができることが多いから

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