12の質問を生かした家づくり(動線編 洗濯)

動線

 後悔しない家づくりの考え方として、前回の記事の12の質問をもとに解説していきます。

 今回は、朝編帰宅後編に引き続き、動線編の最後である洗濯編です。今回も読者のみなさんのイメージが付きやすいように、具体例として私自身のルーティンを紹介します。繰り返しになりますが、後悔しない家づくりは、あなた自身の癖(ルーティン)を知ることが重要なので、あくまで参考として読んでいただければと思います。

 Webサイトで、「家づくり 後悔ランキング」などと検索をかけると、省エネ性や断熱性、収納など、いくつかの項目が上位にあがってきます。しかし、注文住宅で家づくりを行った私の複数名の知人から聞き取りを行ったところ、全員が口をそろえて後悔したポイントをあげていることに気づきました。それが、洗濯物を干すスペースについてです。「干す場所を何となくしか決めていなかった」、「結局、数年経ってから物干し部屋を数十万かけて作った」など、洗濯にまつわる後悔が意外と多いことがわかりました。そこで、12の質問の中に、「洗濯ルーティン編」を載せることにしました。

 毎日行う家事、洗濯。毎日行うからこそ、曖昧になりがちな洗濯について、みなさんも自分の行動の癖(ルーティン)をしっかりと見直し、後悔のない家づくりの参考にしていただければと思います。

洗濯ルーティン編

 9 晴れやくもりのとき、洗濯物は、どこに干しますか。

10 悪天候のとき、洗濯物は、どこで干しますか。

11 どこで洗濯物をたたみますか。

12 どこに洗濯物を収納しますか。

ディーン(嫁)の洗濯のルーティン

 9 物干し部屋

10 物干し部屋

11 物干し部屋

12 物干し部屋のタンスまたは脱衣所の収納

 今の生活をイメージして、回答することはできましたか。回答をもとに、あなたの後悔しない家づくりをするための動線を考えていきましょう。

 9・10の質問では、部屋干しと回答しました。本当であれば、日当たりと風通しがいい外で、干したいという考えでしたが、自分たちの場合、共働きのため、日中は急な天気の変化にも対応できないため、部屋干しがいいという話になりました。

 部屋干しの選択肢としては、サンルームの作成やベランダ干し、浴室乾燥機など、いろいろあると思いますが、自分たちのルーティンや予算等を考慮すると、物干し部屋を作るという選択がベストだということに気づきました。それぞれのデメリットを紹介します。

 ベランダ干し・・・2階まで運ぶという行為を毎日繰り返す負担があまりにも大きすぎる。

 サンルーム・・・予算がかかる。外観が損なわれる。庭が狭くなる。

 浴室乾燥機・・・電気代がかかる。浴室に衣類の繊維が落ち、ほこりっぽくなる。

 物干し部屋・・・日当たりのいい部屋が物干し部屋として使用されてしまう。坪数に入るので、もったいない気がする。

 正直、サンルームと悩みました。しかし、物干し部屋の方が、時間の効率性よく、手入れも楽で、数十年後のメンテナスもないなど長い目で見たときに圧倒的に物干し部屋の方がメリットが多いと感じ、物干し部屋を作ることを決意しました。何より、自分たちのルーティンと動線に完全にマッチしているので、ストレスがありません。

 11・12の質問でも、物干し部屋と回答しました。みなさんは、洗濯物をどこでたたみますか。乾かした洗濯物をかごに入れて、リビングまで行き、テレビを見ながらたたんで、たたんだ洗濯物をまたタンスまで運ぶ。。。という方が大半ではないでしょうか。自分たちは、洗濯物を運ぶ距離を少しでも短くして、時間を短縮できないかと疑問に思いました。設計士の方に相談したところ、ある斬新な方法がありました。それは、

物干し部屋に洗濯物をたたむスペースを作ってしまうという方法です。

 画像(1)のようなカウンターを設置し、

 ①そこで乾いた洗濯物をたたむ、

 ②そこから4、5歩のところにあるタンスか収納棚にしまう

という流れで洗濯の一連の流れをスムーズに行っています。

 これらの動き・収納は、自分たちのルーティンをもとに考案しました。

みなさんも、自分たちのルーティンを見直して、後悔しない動線を考えてみてはいかがでしょうか。


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